エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社を退職しました


こんにちは、@24guchiaです。

かなり長いこと更新が空いてましたが、元気にやってます。

タイトルの通り、 2 年と半年勤めたエヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社(以下 NTT Com)を 2023 年 7 月末に退社しました。

9 月からは別の会社に転職しており、どこに転職したかは近々社内ブログで入社エントリーを作成する予定です。

NTT Com の入社エントリーはこちら。

エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社に入社しました

なぜやめるか?

大企業ならではのあれこれ

NTT 退職エントリーではよく触れられるこれですが、僕も思うところがありました。

社内システム

社内システムはかなり複雑でそれ一つで新しい技術を習得するくらいの難易度がありますが、この技術は NTT 以外では使えないのでずっとモヤモヤして折り合いがつけられずでした。

社内用語

まあどこにでもあるんですが、めちゃくちゃ多いです。

麻雀、野球用語から多く来ているようで、僕はどちらも通っておらず、どういう意図か掴みかねることがありました。よくよく聞くと社内ではこういう意味だよって後で教えてもらえたりします。ドキュメント化を進めましたが、社外から来た僕だけではなかなかメンテナンスが進まずでした。

改善に向けては常に動いているので、いずれ良くなると思ってます。

やってることが同じになってきた

テクニカルサポートを 1 年以上やってきて、ある程度やることが固定化されてきてこれ以上は WebRTC/SkyWay の技術に深く携わるのは難しいなと感じたため。

また、入社時に大企業なら社内転職も容易だと考えてましたが、普通に転職するのと同じくらい大変そうな気配を感じました。であれば退職でもいいかと思います。

タイミング

プライベートでもろもろ大変なことがあり、転職を考えていなかったのですが、それを考えなくてよくなったり、副業のオファーが来たり、テクニカルサポートを手伝ってくれる人ができたり(これは僕の早とちりでしたがw)で辞めるためのお膳立てがされたように感じたため。

とはいえいい会社

他の NTT 退職エントリーでも触れられている通り、いい会社です。

有給休暇が 1 年目は入社時期に応じた日数、 2 年目から 20 日もらえて、それ以外に夏季休暇など含めて 25.5 日休めます。僕がいた部署は有給休暇消化率もおそらく高く、休みも取りやすい雰囲気で「今日休みます」という人も多かったです。

また、リモートワークでスーパーフレックスのため、ちょっと病院とかちょっと眠いからとかの理由で途中抜けしても問題なかったです。育児休暇を取っている人がいたり、お子さんのお迎えで抜ける人がいたりとお子さんがいる家庭だとすごくいい会社だと思います(独身男性並の感想)。

待遇もよく仕事で必要な備品も買ってもらえます。やめることの理由で書いた社内システムや社内用語は長く勤めれば勤めるほどメリットに転じるため、入るなら気合を入れて 10 年スパンで考えるのがよさそうです。

また、技術顧問に PdM のコーチとして及川さん、アジャイル開発のコーチとして吉羽さん、 TDD/ソフトウェア内製開発のコーチとして和田さんがいらっしゃいます。

https://www.ntt.com/shines/posts/b-t_20200625.html

錚々たるメンツの技術顧問と社内勉強会や 1on1 などで気軽にコミュニケーション取れるのはすごいよかったです。

NTT Com で得た知見

運用における WebRTC の知見

SkyWay はどちらかというと素の WebRTC に近いプラットフォームでした。サービスによっては通話品質を見れる機能があったりしますが、 SkyWay は提供しておらず、 getStats というブラウザ API を用いて利用者側がログ収集を行い、分析する必要があります。この分析にはどの項目をどういう観点で収集し、何が課題となっているかを検討する必要がありますが、運用に関する情報が少なく自社ではどうすればいいのかを検討するのが難しい印象です。(この通話品質分析に関しては、2023 年 1 月に出た新バージョンでは強化されます)

実際にテクニカルサポートを行っていて、通話品質に関する問い合わせはかなり多かったです。ログをもらい、社内の WebRTC 研究チームやエンジニア交えて分析する経験は貴重で今後も WebRTC に携わっていきたいと考えているのでこれからも役に立ちそうです。

エンジニア以外の経験

当初、エンジニアとして入社しましたが、もろもろあり、プロダクトマネジメントを勉強したり、カスタマーサクセスをやったり紆余曲折ありました。特にプロダクトマネジメントに関しては、プロダクトマネジメントのすべての著者である及川さん主催の勉強会があり、参加できたことはいい勉強になりました。

また、カスタマーサクセスはサービスの今後を考えるにあたり、いろいろな企業とカジュアル面談をして知見が得られました。結果、 SkyWay では不要なのではとなりましたが、エンジニア経験があるカスタマーサクセスは強みがあるのでこういう方向性もあるんだなという気づきが得られてよかったです。

テクニカルサポート経験

紆余曲折があり、最終的にはテクニカルサポートに落ち着きました。

SkyWay では日本人エンジニアによる手厚いサポートを売りの一つにしていて、この強みの多くを担ってきました。 SkyWay のテクニカルサポートの入り口の一つに NTT 内製の社内システムがあり(ここでも社内システム・・・)、そちらのサポート対応で他のサービスも含めた年間高評価獲得数で一位をもらえたので、サポート品質は高くできたと考えています。

問い合わせから何を求めているかを汲み取ったり、過去の対応を元に役に立つ事例を紹介したりといった対応を行いました。こういう対応はピープルマネジメントや副業で行うコンサルティング業務でも役に立つので、横展開していきたいと考えています。

僕の今後

短期(年度内くらい)

引き続き WebRTC 関連には携わって行きたく、どちらかというと運用フェーズにおけるユーザー体験の向上などゴリゴリとした開発よりもサービス運用に興味が出てきました。

中長期

前と変わらないです。

レバレジーズ株式会社を退職しました

まとめ

2 年と半年と比較的長くお世話になりました。今までは中小企業での経験しかなく、大企業での働き方はいろいろと戸惑いを覚えましたが、いい経験になりました。引き続き WebRTC には携わっていきたいと考えているので、 SkyWay での経験が活かしていけるようがんばっていきたいところです。