SmartCommunicationAward2018 参加レポート

こんにちは、@24guchiaです。
写真はセミナー当日に履いていたTwilio靴下ですw

SmartCommunicationAward2018に参加しましたので、参加レポートです。
https://www.smartcommunicationaward.com/

とりあえず、SIGNALは来年以降にお預けになりました?

Twilioの今後のビジョン予測

これからSIGNALあるので(行けないですけど)、
そちらで改めてビジョンについて発表があると思います。
なので、ここでは手短に。

エンタープライズプランの提供、AIに注力すること、
Flexの提供でコンタクトセンターのフレームワークを用意すること。
また、LINEを使えるようになることで、国内のコミュニケーションチャネルの多くを
Twilioで押さえられるようになりました。

これらの理由から、国内の大企業でもTwilioの導入が進んでいくと考えています。

また、実はTwilioは今年から株価が伸び続けています。
1月には25~26USDで推移してましたが、
3月にFlexの発表があった時期には1.5倍以上の40USDで推移しています。
その後もまだまだ伸び続け、現在は90USDに迫ってきています。
https://finance.yahoo.com/quote/TWLO/

ここに来て、世界中の企業でも導入しやすい好条件が用意されたので、
今後も更に伸び続ける可能性がありますね。
SIGNALの発表次第ではまだまだ伸びしろがあると考えています。

その他、SCAで気になったトピック。

強固なセキュリティの提供

エンタープライズプランでは、セキュリティ周りを強固にする
機能がいくつも提供されるようです。

例えば、TwilioのAPIはどのIPを利用するか不明ですが、
IPを4つに固定できるようになります。
また、通話ログの電話番号、SMSのメッセージ内容をマスキングし、
保存することで個人情報の保護を強化する機能も追加されるようです。

今まで、セキュリティやプライバシーを理由に
導入をためらっていた大企業も再検討ができるようになりそうですね。

AI+人によるコンタクトセンター

AIを用いて、チャットボットももちろん、
会話もこなすボットの導入が考えられているようです。
エンジニアとしては、ボットだけで良いんじゃないかと思ったんですが、
佐藤尚之さんの話を聞いて、ボットだけの対応だと、
新規ファンを獲得できないから、Twilioは有人対応にこだわっているのかなと感じました。

Flexが目指すもの

コンタクトセンター業務はある程度は画一的です。
デモを見てFlexは、どの企業でも使えるコンタクトセンターの
フレームワークを目指していると感じました。

フレームワークが提供されることで、
各コンタクトセンター独自の問題だけにフォーカスして
課題解決の改善が進められますね。

LINE x Twilio

LINEとTwilioが連携しました。
LINEメッセージからTwilio通話、TwilioのIVRからのLINEメッセージへの
シームレスな移行が達成されます。

国内ではLINEを使っている人は7,600万人を超えており、
人口の59.9%をカバーしているとのことです。
※出典 http://ad-center.line.me/mediaguide/
LINE アカウント 2018年10-11月期 媒体資料 より

このLINEユーザ層に対し、個人情報になりうる電話番号を取得せずに、
通話やメッセージが送れるのは非常に魅力的です。
LINEは通話料がネットワーク料金だけのため、
公衆電話回線網を利用した通話より安くできます。
そのため、経費削減も実現できます。
Twilio Clientを利用すれば、同様のことは実現可能ですが、
LINEアプリを利用することで、独自アプリやウェブサイトの
開発・保守せずとも、通話ができるのが良いですね。

DOerJapanについて

プレゼンしましたが、惜しくも優秀賞でした。
SIGNALに行きたく、最優秀賞がほしかったのですが、
事業性などの課題を解決出来ていなかったと反省しています。